過積載の情報| 2023.8.19
「過積載トラックが通過します。」匿名通報で運送会社が書類送検
鹿児島県の運送会社の会長と社員の男ら3人が、トラック運転中に過積載を行い、道路交通法違反(積載物重量制限超過)の疑いで書類送検されました。この違反は、法律で認められた量の最大2倍を超える食料品をトラックに積んだとされています。
調べに対して
警察によると、会長と常務が社員の運転手に対して過積載を指示した疑いが浮上しており、供述によれば「利益を追求するためにやった」「会社の指示でやらざるを得なかった」として容疑を認めています。法人としての会社も同容疑で立件されました。
発覚のきっかけ
違反行為が発覚したきっかけは、匿名の通報でした。男性の声で「過積載のトラックが午後6時ごろ太宰府IC(福岡県)を通行します。会社名は〇〇で、ナンバーは〇〇です」と具体的な情報が寄せられ、警察がトラックを検査しました。その結果、カップ麺を中心とした食料品が満載されていることが判明し、法律で認められた2倍の量を積んで走行した疑いが浮上しました。
過積載に関与したとされる社員は計11人に及び、常務は「過積載を始めたのは2013年ごろ」と供述。この会社では過去にも過積載が横行していた疑いがあり、警察は裏付けのとれた307件の違反を立件しました。
まとめ
過積載の問題は、道路の安全性や法令順守に対する重要な課題であり、今後も運送業界においては、過積載防止対策の徹底が求められていくことになるでしょう。
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