過積載の情報| 2023.1.27
過積載を助長する整備を行った整備工場が摘発!!
運送会社の依頼を受けてトラックの積載量を増やす違法な改造をしたとして、警視庁が
2023年1月23日、整備を行った自動車整備会社の社長と、整備を依頼した会社を
道路運送車両法違反(不正改造)容疑で書類送検されました。
過積載の摘発の内容
今回の整備工場は2022年6月、自社整備工場で、土砂などの運搬用トラック(10トン)
の荷台後部に、保安基準に適合しない(車検不適格の)高さ約1メートルのあおり鉄板を取りつけ、
規定より多く積載できるよう不正に改造したとのこと。
会社の利益のために過積載改造をした。
トラックは車検を通すために整備工場に入庫、その際に違法なあおりを脱着する改造を
施していたとされる。
同社社長は「事故の危険性があるとわかっていたが、会社の利益のためにやった」
「17年ほど前から改造を請け負っていた」と話してます。
この会社はこれまでに首都圏の運送会社100社以上から1件あたり約20万円で同様の
整備をのべ約1700台行ったとされています。
過積載改造を依頼した会社も摘発
警視庁は、今回摘発対象となったトラックの改造を依頼会社の社長も
同じ容疑で書類送検しており、違法な整備を行った会社だけでは無く、
依頼をした会社も罰せられる見込みとなっている。
今回の過積載摘発の件で分かること
近年警察の取り締まりも強化され、大小含めこのような事案で過積載が多く摘発されてます。
今回は事故になる前に発覚できたので良かったですが、整備を行った会社についても
『運ぶわけではないから・・・』などと言わず社会全体で、過積載を防止していきたいです。
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