過積載の対策事例| 2023.1.8
サービス提供のつもりが、盗難対策に!?
サービスのつもりでの提供が、結果として盗難対策に!?
建築用資材(足場)のレンタルを行っているL社は、
各現場に建築資材の配送サービスを行っており、自社の過積載対策としてトラックスケール を使用した、車両重量の計測を行っていました。
今回そのトラックスケール を利用し、貸出しのみの利用をご希望のお客様に他社との差別化として、
お客様が過積載を行わない様、過積載チェックサービスの導入を検討されていました。
実は以前から悩んでいたことが、、、
しかしL社は、以前足場をレンタルした際に資材の一部が返却されていないという問題が度々発生していたそうです。
明確な証拠を抑えないとお客様に伝えても、失礼に当たるので言い出せない、
レンタル会社としては返却がないとかなりの痛手だったそうです。
過積載のプロへ相談時に愚痴をポロッと・・・
相談していたときにL社が、その様な悩みをポロッと打ち明けてくれました。
私たちはその盗難の悩みも解決したいと思い、何か良い方法はないかと考え、
『明確な証拠』がないから『追求できない』
であれば『明確な証拠』を抑えてしまえば良いと結論付けました。
そこで、荷台に積み込んだ足場一本一本を確認できる高精細な監視カメラを
ただカメラを設置するだけだと、膨大なデータから一部のお取引先様を探すのは非常に困難を極めます。
計量器とカメラの連携で解決
荷台を監視するカメラとは別に『車両ナンバー』を読み取るカメラを追加
さらに、『荷台を監視するカメラ』『車両ナンバーを読み取るカメラ』と『トラックスケール 』この3つを連動させ、『自動でお取引様を認識』できるシステムを考案いたしました。
このシステムにより貸出し時、返却時の積荷の重さの差で疑わしい情報を自動で検出し、
『計量を行っている荷台映像』を運営者にお知らせできる様になる
ことで未返却を防止することができ、仮に未返却があった場合も映像を証拠として追加請求することが可能です。
さらに、無人でのレンタル資材の貸出し、返却が可能になるといった副次的な効果も生み出すことができました。
今回のおすすめ
今回導入をおすすめしたのは、『車両ナンバー自動認識計量システム』と『計量器連動の高性能カメラ』です。
このシステムを導入することにより、計量所に従業員を配置する必要がなくなり、
取引先毎の計量伝票の作成だけではなく疑わしい計量結果を自動出力してくれるので、『多数の取引先様がいる』『盗難に困っている』といった会社様に非常におすすめです。
今回の件の様に私たち過積載のプロは、ただ過積載対策をするだけではなく、様々な事業形態に最善な答えを導きます!
世の中から過積載をなくす為、過積載のプロに気軽にご相談ください!!