過積載への対策方法 2023.1.8

【過積載の防止】他の会社はこうしてる!おすすめ5つの対策法

【過積載の防止】他の会社はこうしてる!おすすめ5つの対策法

過積載は人の命に関わる重大な事故に繋がるだけでなく、周辺の車両や道路、環境などにも悪影響を及ぼす行為です。
警察と国土交通省では過積載の取り締まりを年々強化しており、悪質な違反車両数に対しては減点や反則金の罰金、最悪の場合は事業停止に至る可能性もあるので要注意。

そこでこの記事では、他社がやっている過積載の防止対策法5つをご紹介します。ぜひ、過積載を防ぐために参考にしてみてください。

過積載の罰則を避けるには?

過積載(かせきさい)は貨物車の荷台に規定の最大積載量を超えて積んだまま走る行為のことをいい、少しでも超えた場合は法律違反となり、厳しい罰則が待ち受けています。
過積載の厳しい罰則があるにも関わらず、違反車両がなかなか減らない理由は運輸業界の厳しい「人手不足問題」が挙げられます。また輸送費の低下による競争激化も原因の一つです。

過積載の罰則はドライバーだけでなく、運送業者や荷主にも罰則が課せられるケースがあり、最悪の場合は事業閉鎖リスクもあるため、徹底した過積載対策が必要だといえます。

他社がやっている!過積載の防止対策5つの手法

【過積載の防止】他の会社はこうしてる!おすすめ5つの対策法

では早速、過積載の防止対策5つの手法をみていきましょう。

①まずは目視で確認

過積載かどうか警察官がチェックする時は、まずは目視で確かめます。同様に、過積載防止には自分の目で確かめる目視を行いましょう。
目安としては、建築資材(土砂、アスファルト合材など)を平らの状態にして、かさ高までならば過積載のリスクは問題ないでしょう。

また、リアサスペンションが定量の状態より下がっていると積載オーバーの可能性がありますので要注意です。

②自重計・スケールを導入する

目視だけでは、どうしても大まかな判断しかできず、見逃してしまうリスクがあります。確実に計測するならば、自重計・スケールを導入して測定することをおすすめします。
自重計・スケールがあれば、トラック総重量が一目でわかり、車両総重量と比べることで積み荷重量を把握することができるので、大変便利です。
自重計・スケールの種類はポータブル型の重量計や セパレートスケール、積み荷量を計測できるスケーラーなど様々なタイプがありますので、用途にあったものを選びましょう。

③積載監視責任者を決める

過積載リスクを避けるために、現場担当者の中から積載監視責任者を選任し、荷物の積み込み、積載量を監視する役割を任せると対策強化になります。

例えば、施工計画書にはトラックの車両、積み荷の重量計測、運搬量、運搬先、運搬方法、目視といった点検ポイントを記入し、過積載防止に努めます。

④搬出車両記録表を付ける

運搬物を搬出する時は、毎回、搬出車両記録表に運搬する年月日、車両番号、最大積載量を明確に記載し、積載監視責任者に提出すると、後から確認しやすいのでおすすめです。

記録には写真を添付することで、真剣に過積載対策に取り組んでいる証明にもなりますので、万が一の過積載リスクの際にも役立つでしょう。

⑤過積載は絶対にしない意識向上

社内全体で過積載は絶対にしませんと意識付けをして、向上心を高めることで一致団結しますので、うっかりミスの予防にもなります。
過積載の罰則はまずはドライバーに課せられますが、事業者がドライバーに過積載をさせないようにするために、荷主側にも責任感、意識改革が必要です。

取り締まり強化中!過積載は事前に防止が鉄則

過積載には許容範囲という優しいルールはありません。決められた最大積載量を1割でもオーバーした場合は違法行為となり、道路交通法所定の違反点数や反則金が課せられます。
過積載を指摘されて、再発防止を求められても、何度も過積載を繰り返した場合は悪質と判断されて、事業停止のリスク、社会的信用と顧客が減る結果になるので注意が必要です。

危険な大事故や道路の損壊リスクを避けて、罰則を受けないためにも、今からできる防止対策を取り入れることをおすすめします。

まとめ

まだ具体的な過積載対策を行っていない業者様は安全な運搬業務をするために、この機会に真剣に対策法を検討してみてはいかがでしょうか。

過積載.comでは過積載対策の最適解をご提案いたします。
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